ZEH【熊本市南区 M様邸】
今回は、ZEH住宅の特徴のひとつ”高断熱性”をかなえるための断熱材にデコスファイバー(デコスドライ工法)を採用させていただきました 🙂
デコスドライ工法は、乾式吹き込み工法ですので、手の届かない隅部の充填が可能で、隙間からの 熱損失を防ぎ、抜群の断熱・調湿・防音性を実現します。
デコスファイバーとは 新聞紙等を原料とする天然の木質繊維(セルロースファイバー)のことです。 元々は木から出来ている新聞紙を粉々にすることで、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しています。 この空気の存在がより一層熱や音を伝えにくくします。 さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。
💡 紙からできているので燃えやすいと思われがちですが、「デコスファイバー」は難熱処理をしてあり、JIS難熱等級3に合格しています。火災でも火がつきにくく、燃え広がりにくいのです。また、新聞紙なので火がついても有毒ガスは発生しません 😯 さらにホウ酸を添加してあるため、高い防カビ性と防虫性を持っています。 (ホウ酸は毒性としては食塩と同等という、ほ乳類には害のないものです)
しかし、コスト面以外のメリットもかなり大きいのではないかな??と思いますが、いかがでしょうか。
ZEH住宅でなければその他の断熱材を採用されても十分だと思います。それにお施主様それぞれのお好み、ご事情などありますので、もし採用をご検討中の方はこの記事も参考にしていただけたらと思います 😀
2018.05.02 株式会社 万両:やまだでした。